ドイツとブラジルが準決勝進出

2014ワールドカップ準々決勝2試合が行われ、ドイツがフランスを、ブラジルがコロンビアを下して準決勝に進出した。

フランス　0-1　ドイツ

得点　フンメルス（前半13分）

ドイツが手堅く勝利した試合。インフルエンザはどことやらだったような。
やはり前半早い時間にセットプレーから得点できたのが大きかった。

それとコンパクトな守備かな。
ラインが高いから相手を自由にプレーさせなかったのが効いてたのと、それが成せるのもノイアーがいるからなのかと。
終盤フランスにサイドから突かれてかなり押し込まれたけど、シュートはノイアーが防いで完封だったからな。
真ん中も固いし、ドイツから点を取るなら速攻かなと。
史上初のワールドカップ4大会連続ベスト4は伊達じゃない。ドイツの安定感は抜群だ。
次のブラジル戦もドイツからしたらセットプレーが鍵になりそうかな。

フランスは攻撃の組み立てに苦戦した感じ。
終盤惜しいシーンが何度かあったけど、やはりリベリがいたらと思ってしまったな。

ブラジル　2-1　コロンビア

得点　チアゴ・シウバ（前半7分）
　　　ダビド・ルイス（後半24分）
　　　ハメス・ロドリゲス（後半35分）

こちらはフランスVSドイツ戦に比べると攻守の切り替えが激しい試合になってたな。
ブラジルとしては先のチリ戦に比べるとプレスが緩い分余裕を持ってボールを回せてたのと、こちらもやはり早い時間に先制点を取れたのが大きかったかと。

そしてダビド・ルイスのスーパーなFK！
今大会ベストゴールの一つに間違いなくなるゴールだった。

結局ブラジルが先手を取れ精神的に余裕を持って戦えたのと、何と言ってもブラジルの守備が光ってた。
ハメス・ロドリゲスをフェルナンジーニョが汚れ役として封じてたのと、シュートまでに繋がるであろう縦パスをことごとく引っ掛けてコロンビアのチャンスを潰してたのが目立ってたな。

コロンビアとしては、どうしてもハメス・ロドリゲス経由でないとチャンスが生まれなかったのと、クアドラードらサイドから抉るプレーができなかったのが痛かったかな。
ボランチにパスを散らせる存在がいればもっと早い攻撃ができたのかなと思う。

ブラジルは難敵コロンビアに勝利したとはいえ、エースのネイマールが脊椎を骨折して今大会絶望になってしまったのと、キャプテンで守備の要のチアゴ・シウバが出場停止なのがあまりにも痛い。
攻守のキーマンを失っての準決勝ドイツ戦となってしまった。
満身創痍みたいな感じになってしまったが、ドイツ相手にどこまでやれるかだな。
攻撃もだけど、守備でどのくらい耐えれるかだ。

ネイマールは大丈夫かな？
ここで彼のプレーを見れなくなるのは単純にサッカーファンとして残念。早い回復を祈るばかりだ。
その分フッキに頑張って欲しい。
今日の試合も再三チャンスを決めれなかったし、そろそろネットを揺らして欲しいわ。

それとスニガの身の安全だな。
状況は違うとはいえ、どうしてもエスコバルを思い出してしまう。