日本、ウルグアイと引き分け(コパ・アメリカ2019)

サッカーのコパ・アメリカ2019。日本はグループリーグ第2戦をウルグアイと対戦し、2-2と引き分け勝ち点1を獲得した。

ウルグアイ 2-2 日本

<得点者>
前半25分 1-0  三好康児(日本)
前半32分 1-1  ルイス・スアレス(ウルグアイ)
後半59分 2-1  三好康児(日本)
後半66分 2-2  ホセ・ヒメネス(ウルグアイ)

引き分けの健闘!

引き分けにこそ終わりましたが、第1戦のチリ戦に比べたら相当健闘したと思います。
相手がガチのウルグアイと考えても、日本は五輪代表世代が多いメンバーですからね。
そういう意味でも日本の健闘が光る試合だったのではないでしょうか。

ただ、後半同点に追いつかれてからは防戦一方でしたね。
ウルグアイの圧が強まったのか日本のスタミナが落ちたのか何とも言えませんが、最後までよく耐えたと思います。
その点でも負けなかったことは評価できるのではないでしょうかね。

良かったのは攻撃陣でしょうか。
今日の試合はトップに岡崎、2列目に三好と安部が入りましたけど、三好がズバリはまりましたね。
先制点は柴崎からのボールでしたけど、三好が上手く勝負して豪快に決めました!
2点目もクロスに岡崎が潰れ役で相手を引きつけた上での三好のゴールでしたからね。
起用された選手が結果を出したという試合でした。

三好もですけど、岡崎が効いてましたね。
ゴールこそ無かったものの、経験から来る余裕と自分の役割を果たしたのさすがだったと思います。

そしてGKの川島ですね。
正直コパ・アメリカでは出番はないと思ってたので、出場自体驚きだったのですが、こちらも好パフォーマンスを見せてくれましたね。ビッグセーブ3回くらいありましたし。
ウルグアイ相手に引き分けまで持っていけたのはこの二人がいたのが大きかったと思います。

柴崎もそうですけど、縦のライン(2列目に関しては今日は三好)がしっかりしていると安定感は増すでしょうかね。
ベテランにとっては、活躍しないと世代交代とどうしても言われてしまいますが、チームにはベテランの力が必要というのを証明してくれたゲームだったかなと。
チリ戦が散々だったので余計にそう感じさせてしまいますね。

課題はボランチと両サイドバック、そして中島でしょうか。

中島に関しては、ボール持ったらどうしてもドリブルしないとダメなのでしょうかね?
場合によっては球離れを早くしたほうが良い場面が多々あったと思うのですがね。見てるとスラムダンクの流川を思い出してしまいます。
アジアや国内での試合ならドリブルも通用するのでしょうけど、強豪国相手ではそれも見極める必要がありますからね。
そこの判断をもっとできるようになればさらに良い選手になると思うのですけどね。

ボランチは今日は中山に代わって板倉が入りましたけど、正直厳しいですね。
中山よりはマシかなと、かなりレベルの低いところでの評価になってしまってるのが残念です。
それと板倉に関しては、シティと契約してオランダに行きましたが、試合に出てませんでしたらかね。試合感もかなり薄れてた感じがしました。
いきなりのウルグアイ戦での起用はかなりきつかったのではないでしょうかね。
他にボランチできる人いないのと言いたいのと、エクアドル戦は誰になるのかなと心配です。

そして両サイドバックですね。今日も守備に追われてましたね。
特に杉岡の左サイドは相手も分かっていたのか、これでもかと攻め込まれてました。
これは杉岡だけではなく、中島、ボランチとの守備の兼ね合いもあるのでしょうけど、弱点と見られているでしょうね。
森保監督も戦術的に何かしら対策を取ってたわけではないので、やはりやられてました。
何とかして欲しいというのはありますが、無理なのかなあとも思ってしまいます。

最後にチームの課題として、後ろと中盤でのパスミスは避けたいところですね。
今日もパスミスで守備に追われる機会が多かったので修正しないといけないですね。

それとVARに関してですが、植田のは仕方ないのでしょうかね。
確かに足裏を出しているところにカバーニのシュートモーションが当たりましたけど、VARじゃなかったらPKではなかったかなとも思います。
それなら後半の中島のルーレットの場面もどうなんだと思いますからね。
VARは良いシステムだとは思いますが、時にDFにとってはこれまでに比べたらかなり重荷になるシステムでもあると感じます。
特に流れの中からの意図的ではないハンドやファールなど、動作上防ぐのは難しい動き(場面)でもVARにかかるとPKの判定になってるのが現状ですからね。
その辺りの審判の判定基準などはこれからという感じがしますね。
DFの選手にとっては難しいかもしれないですけど、そのようなファールしないで止めるしかないですね。現状は。
なので、植田にとっては悔やまれるでしょうけど、一つの経験として捉えてもらいたいものですね。

次のエクアドル戦は25日(火)です。
今日のウルグアイ戦を引き分けたので、決勝トーナメントに進める可能性を残しました。
まあ、エクアドル戦も厳しい試合になるのは間違いないでしょうけど、今日みたいに奮闘してもらいたいです。

三好の活躍は海外にとってどのくらいの印象を与えたでしょうかね。
インパクトは残しましたからね。
マリノスサポと川崎サポには悪いですけど、もう海外に行って欲しいなと札幌サポの私は思ってしまいます。

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