PCをRyzen 5 2400Gの構成で組み立ててWindows 10をクリーンインストールしたのですが、スリープの項目が表示されませんでした。
普通なら下の画像のように「コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション\電源ボタンの動作を選択する」のシステム設定の項目でスリープも表示されるのですが、スリープの項目がなくて焦りました。
私はスリープを結構使用するのでないと困りますし、これは直さないといろいろ調べた結果、結論としてスリープの項目を表示させることができました。
スリープの項目が表示されなかった状況としては、
・Windows 10をクリーンインストール
・Windows Updateを行った
・その他ブラウザなどのソフトをいくつかインストールした
くらいで、OSの設定はほどんどいじってません。
前のPCでもWindows 10を使ってて、もちろんスリープも利用できたので現行世代のパーツでさすがに使えないことはないだろうと思い、「powercfg.exeコマンド」で「powercfg /a」を入力して確認したら、
スタンバイ(S3)の項目が、
内部システム コンポーネントでこのスタンバイ状態が無効になっています。
グラフィック
と、スリープの機能が無効になっているのを確認。
そして、「グラフィック」と表示されてたので、グラボ関連の問題かなと思いましたが、Ryzen 5 2400Gはご存知の通りGPUを内蔵してるのでグラボは載せてません。
さて、困ったとなりましたが、Ryzen 5 2400GはAPUですし、もしかしたらグラボのようにドライバとかあるのかなあと検索したらサポートにドライバがあり、インストールしたら無事スリープの項目が表示されて解決しました。
再度powercfg.exeコマンドで確認したら利用可能と出て無事解決です。
グラボを載せ替えた時などはきちんとドライバをイントールしますが、CPUの方までは頭が回ってなかった故の今回のケースでしたね。
一つ勉強になりました。
コメント
グラフィックボードを外してから同じようにスリープ出来ずに困っていましたが、ここの情報を参考にマザーボードのオンボードvgaドライバを入れたら無事スリープが表示されるようになりました。ありがとう御座いました。
うちの場合、Win11へのOS更新に備え、M/B(Asrock B760M Pro RS/D4 Wifi) とCPU(Intel Core i5 12400)を交換後、事前にLegacy BIOS モード(MBR) から UEFI モード(GPT)に変換しておいた旧機の(Win10インスコ済み、旧機で使っていた)SSDをそのまま挿すという機器更新手順を実行したのですが、Win10は問題なく動作したものの、記事と同様にスリープモードが消えてしまいました。 ググると、高速スタートアップをOFFにしろという指南が多かったのですが、これではうまくゆかず、powercfg /a で確認しろという情報からこの記事にたどり着き、CPUグラフィックのドライバーか!ということで、無事スリープモードの復活ができました。 おかげさまで一晩の汗かきで解決できました。どうもありがとうございました。