日本、タジキスタンに苦戦も勝利

サッカーのカタールワールドカップアジア2次予選、日本はアウェイでタジキスタンと対戦。
後半挙げた3ゴールでタジキスタンを突き放し勝利した。

タジキスタン 0-3 日本


<得点者>
南野拓実(後半8分)
南野拓実(後半11分)
浅野拓磨(後半37分)

終わってみれば3-0と、スコア上では快勝(?)なのかもしれないですけど、内容的には苦戦した印象ですね。

見てて感じた点としては、やはり人工芝でしょうかね。
ボールが走らないのとタジキスタンの守備に苦戦した感じでした。

ピッチと相手の対応に苦戦した前半でしたが、後半はサイドから揺さぶってクロスからのゴールと、そこがタジキスタンのウィークポイントだったのかは分かりませんが、上手く取れたゴールでしたね。

前半だけの内容だったら、引き分けも十分にありえたでしょうし、もしかしたら負けるなんて可能性もあったわけですけど、後半はさすがに力の差を見せてましたかね。
ただ、チャンスの数としては日本だけではなく、タジキスタンにもかなりあったと思うので、無失点で終わったとはいえ、反省すべきところではないかと思いますね。

それと試合を通して気になったのは、中盤の守備でしょうかね。
相手選手に中盤でフリーにボールを持たせてキーパスを出されるという場面が多かったのと、相手選手がボールを持った時に一瞬ですが、日本の選手がそれを見てしまってから守備をするという、何か時間が止まった感じのする瞬間あったのが非常に気になりましたね。
それもあってかタジキスタンの選手にボール繋がれて、結局シュートまで持っていかれたのは課題なのかなと。
相手のシュートの威力の弱さと権田の対応が良かったのに救われたのかなとも思います。

守備における一瞬の油断は、強豪国なら失点に繋がる問題なので、そこは修正が必要でしょうかね。

攻撃では、鎌田をトップに置いたシステムはダメですね。
大迫がいないところに、純粋なFWではない選手を入れても上手くはいかないですね。
鎌田をFWで試すなら、高さのある今回呼ばれてない鈴木武蔵やオナイウ辺りを呼んで使ってみるのもアリだと思いますけどね。
ワールドカップ予選とはいえ、格下の相手とやる時にこそ試せる機会だとも思うのですが、森保監督はそれをしませんでした。
今後はどうなるかは分からないですけど、大迫に次ぐFW探しは難航しそうですね。

結局攻撃に関しては、好調な南野と決定的にシーンに絡む中島に救われている感じがします。
ここを封じられた時にどうするかが課題ですけど、そういう意味では久保をもっと早く使ってほしかったですね。
というのも、堂安が悪かったので。

今日の試合もフル出場した堂安より、残り5分で出た久保のほうが良かったと思います。
堂安はとにかく積極性に欠けてて、勝負もしないし、以前のようなグイグイ行くプレーがなかったですね。
対して久保のほうがアシスト未遂もあったりと、少ない時間の中でもゴールを取りに行くという姿勢が見られましたからね。
単純に今起用するなら久保の方ではないのかなと思いましたね。
なので、森保監督の采配にはちょっと疑問符ですね。

試合には勝って勝ち点を重ねましたが、期待よりも不安のほうがちょっと増した今日の試合だったでしょうかね。

次は来月14日にアウェイでキルギスと対戦です。
また我慢の試合になるでしょうかね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました