サッカーのEURO2016決勝戦、ポルトガルが延長後半エデルのゴールで挙げた1点を守りきり、開催国フランスを破って初優勝を果たした。
ポルトガル 1-0 フランス
得点
エデル(延長後半4分 ポルトガル)
延長戦を制したポルトガルが12年前の自国開催決勝でギリシャに敗れて以来のチャンスでユーロ優勝という悲願達成!
前半途中で負傷退場したエースのロナウドも最後は監督に並んでピッチの選手に檄を飛ばしてましたねw
試合の内容としては最後まで攻めのフランス、守りのポルトガルだったでしょうか。
でもゴールをこじ開けたのは、ポルトガルのエデルでした。
エデルのゴールの前に、コシェルニーのハンド(実はエデルのハンド)で得たポルトガルのFKで、ゲレイロがクロスバーを叩く惜しいシュートがあったのですが、それが結果として決勝点にならないで良かったです。
エデルのシュートは見事でしたからね。
優勝したポルトガルは、グループリーグ未勝利で3位での決勝トーナメント進出で、さらに7試合やって90分で勝利したのは準決勝のウェールズ戦のみと、なかなかの珍しい記録を作っての優勝となりました。
今大会から24チームでの本大会となった恩恵を受けてのグループリーグ突破で、グループ3位からの優勝というのをいきなり達成してしまった点に議論の余地が生まれるかもしれませんが、ルール上は問題ないのでポルトガルの優勝を讃えたいです。
しかしながら、決勝トーナメントの片側ブロックにスペイン、イタリア、ドイツ、イングランド、フランスと、ワールドカップ優勝経験国が偏ってしまった件やウェールズやアイスランドの小国の躍動といった点も24チーム制になった影響が少なからずあったのかなと思います。
良い点もありましたが、悪い点もあったのかなというのが率直な印象でしょうか。
個人的にグループリーグ1試合目を終えた時点での優勝予想をフランスにしてたので、決勝で負けてしまったのは残念に思えますが、フランスは若い選手が多いので先の大会で活躍が期待されます。
大会を通じては、先のワールドカップやユーロでのドイツやスペインなど絶対的に強い国が出てくるかなと思いましたが、結果としてそうではなかったところが印象的でした。
どの国もそれぞれ課題を残して大会を去った感があります。
それに優勝したポルトガルも絶対的な強さはなかったと思います。
そしてGKのレベルの高さでしょうかね。
もちろん各国のGKのレベル差はありますが、平均して見たとしても明らかにレベルが高いというかGKが活躍してます。
日本代表やJリーグとの差をひしひしと感じましたね。
フィールドプレイヤーももちろんですけど、GKの育成も日本にとっての大きな課題のかなと思いました。
あとはユーロ出場国どこでもいいからアウエーで対戦してほしいです。
切に思いましたね。
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